ベトナム・メコンデルタにおける大規模稲作農家の形成過程
Data(s) |
01/10/2015
01/10/2015
01/09/2015
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Resumo |
本稿は,1986 年のドイモイ開始以降,稲作経営の規模拡大によって財を成してきたメコンデルタの大規模稲作農家の形成過程を,稲作経営においてもっとも重要な生産手段となる農地の取得経緯を軸にして描き出すことを目的とした。アンザン省で10 ヘクタール以上の規模をもつ稲作農家を対象に実施した聞き取り・質問票調査の結果から,大規模農家の農地取得過程のなかに1993 年以前(相続期),1993~2000 年代半ば(農地購入期),2000 年代後半以降(農地賃借の増加期)の3つの時期区分を見出し,各々の時期に大規模農家がどういった経営内外の条件を考慮して農地を取得していったのかを検討した。 |
Identificador |
アジア経済 56.3 (2015.9): 38-58 http://hdl.handle.net/2344/1473 アジア経済 56 3 38 58 |
Idioma(s) |
ja jpn |
Publicador |
日本貿易振興機構アジア経済研究所 Institute of Developing Economies, JETRO |
Palavras-Chave | #ベトナム #農業経営 #稲 #611.7 #AHVM Vietnam ベトナム |
Tipo |
Article Journal Article |