コートジボワール紛争にみる「保護する責任」の課題
Data(s) |
18/04/2014
18/04/2014
2013
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Resumo |
本稿は、アフリカ開発にとって不可避の課題として認識されている紛争解決と平和構築の問題に関して、とくに国連や欧米諸国などのアフリカ域外の主体によって行われてきた軍事的取り組みの歴史と現状を考察しようとするものである。紛争解決・平和構築を目的として域外主体によって行われてきた軍事的取り組みは、1990年代のソマリアとルワンダでの経験を踏まえて試行錯誤が積み重ねられてきた。これを経て近年では、域外主体がアフリカ諸国の平和構築能力の強化を支援しつつ、国連PKOに代表される域外の軍事要員がアフリカ側と連携する体制が確立されてきている。本稿ではこのような歴史を整理したのち、アフリカの紛争解決・平和構築に深く関わる新しい考え方として注目されている「保護する責任」をめぐる問題を論ずる。具体的には、「保護する責任」に依拠して2011年4月にコートジボワールで行われた国連PKOによる軍事行動を取り上げ、「保護する責任」をめぐり提起されてきた諸論点が、この現実の軍事行動においてどのように現れていたかを検討したい。 |
Identificador |
アフリカレポート 51 (2013): 1-15 http://hdl.handle.net/2344/1328 アフリカレポート 51 1 15 |
Idioma(s) |
ja jpn |
Publicador |
日本貿易振興機構アジア経済研究所 Institute of Developing Economies, JETRO |
Palavras-Chave | #コートジボワール #アフリカ #国内紛争 #国連平和維持活動 #軍事 #人道援助 #319.8 #F Africa アフリカ #FWIV Cote d'Ivoire コートジボアール |
Tipo |
Article Journal Article |