比較地域研究試論 (特集 発展途上国研究の方法)
Data(s) |
06/07/2012
06/07/2012
01/06/2012
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Resumo |
本稿では比較の視点から地域理解を目指す研究手法,比較地域研究を提案する。それは,同じ目的をもった行為や同じ衝撃によって生じた現象が,国・地域によって異なった現れ方をしたとき,その違いをもたらした要因を地域の文脈に求め,その分析を通して地域の特色を知ろうとする方法である。理解できる地域の特色は部分的,限定的であるから,包括的・総合的理解を目指す従来の地域研究とは異なっている。比較地域研究は地域理解を第一義的な目的とするものの,社会的現象の生じる場の構造的特色が,行為や衝撃と結果の関係にどう作用するのかという,理論的,実践的な含意をもたらしうるものである。 |
Identificador |
アジア経済 53.4 (2012.6): 23-33 http://hdl.handle.net/2344/1162 アジア経済 53 4 23 33 |
Idioma(s) |
ja jpn |
Publicador |
日本貿易振興機構アジア経済研究所 Institute of Developing Economies, JETRO |
Palavras-Chave | #アジア #地域研究 #研究事情 #農村金融 #NGO #米 #輸出 #301.6 #AA Asia アジア |
Tipo |
Article Journal Article |