ペルーのブロイラー・インテグレーション形成における統合の範囲と主体
Data(s) |
16/11/2011
16/11/2011
01/10/2010
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Resumo |
ペルーのブロイラー部門は,1980年代までに外国からの技術導入とインテグレーションの形成が進み,1990年代の淘汰と集中のなかで,生産と消費が急速に拡大した。このブロイラー・インテグレーションの発展は,米国や日本などの先行国と2つの点で大きく異なる。1点目は生産部門でのインテグレーションの進行にもかかわらず,生産と流通の間のインテグレーションが進まず,現在でも生産量の約8割が生きたまま卸売段階まで流通していることである。この要因として挙げられるのが,産地と消費地の近接,安い人件費や消費者の慣習・嗜好による加工度の低い鶏肉への需要,実効性をもたない食鳥衛生管理規制である。2点目は,先行国のように飼料や食肉加工部門ではなく,飼養部門を中心に拡大した企業がインテグレーションを形成していることである。この要因としては,飼料,種鶏,加工部門では付加価値を生み出す余地が少なかったこと,そして飼養部門では規模拡大が比較的容易だったことが指摘できる。 |
Identificador |
アジア経済 51.10 (2010.10): 38-61 http://hdl.handle.net/2344/1099 アジア経済 51 10 38 61 |
Idioma(s) |
ja jpn |
Publicador |
日本貿易振興会アジア経済研究所 Institute of Developing Economies, JETRO |
Palavras-Chave | #ペルー #食品工業 #肉・肉製品 #家禽 #646.1 #LSPE Peru ペルー |
Tipo |
Article Journal Article |