中国西部大開発の評価と展望


Autoria(s): 大西, 康雄
Data(s)

31/05/2007

31/05/2007

01/03/2004

Resumo

中国の「西部大開発」戦略は、東部沿海地域(以下、東部)と西部内陸地域(以下、西部)の格差を是正し、内陸経済の自律的発展条件を整備することを目指した国家的プロジェクトである。同戦略に関しては、当初から肯定否定こもごもの評価がつきまとってきたが、曲がりなりにも第十次五カ年計画(2001~05年)に盛り込まれたこと、提起以来4年の間に様々な政策措置が実施され、大規模なインフラ建設が着手されたことなど、その客観的評価を試みる材料が揃ってきたと考えられる。 本稿では、まず同戦略が登場した背景と、現在までに打ち出された具体的施策を整理したうえで、西部大開発の直面する課題を検証し、今後の展望を試みる。結論部分では、日本の協力策についても考察してみたい。

Formato

1857144 bytes

application/pdf

Identificador

中国21 18 (2004.3): 41-56

http://hdl.handle.net/2344/567

中国21

18

41

56

Idioma(s)

ja

jpn

Publicador

風媒社(発売)

Fonte

中国21 18 (2004.3): 41-56、愛知大学現代中国学会編、風媒社(発売)

Palavras-Chave #地域開発 #経済開発 #中国 #Regional development policy #Economic development #China #333.5 #AECC China 中国 #R58 - Regional Development Policy #711.2
Tipo

Article

Journal Article